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星の王子さま

2018年12月12日

カテゴリー:趣味・日々のできごと

 

本当に大切なものは、この中に入っている目に見えない何かなんだ

 

最近忙しくて買った本も読めないまま積まれていたので、ふと本でも読もうかと思ったらなぜか「星の王子さま」を手にとりました(笑)

実はキッズモデルの撮影を含む案件で「絵本を読む子ども」というテーマがあったので、それがフックだったのかもしれません。

あるいは本当に大切なもの、美しいものに惹かれる気分だったのでしょう。

星の王子さまの世界は美しいんですよね。そしてまっすぐに真実を伝えてくれます。

君がバラのために使った時間が長ければ長いほど、バラは君にとって大切な存在になるんだ。

 

愛情を込めて時間をかけて育てたものはいつの間にか大切な存在になる。それは人も会社も物も、そして花も同じですよね。

時間をかけて愛を注いだものが大切にならないわけがありません。

砂漠が綺麗なのは、砂漠のどこかに井戸があるからだよ。
星が綺麗なのは、星に花が咲いているからだよ。もちろん、花は見えないけど。
家でも、星でも、砂漠でも、それを美しくしているのは、目に見えないものなんだね。
いまぼくが見ているのは、単なる入れ物に過ぎない。本当に大切なものは、この中に入っている目に見えない何かなんだ。

 

もしかしたら本当にあるのかどうかもわからないけど、それがきっとあるんだ、存在するんだと思いをめぐらせながら今目の前にあるものを見ることによって、今見えているものがより美しく、輝いて、意味があるものになる。

つまらない人生も、意味が見出せない日々も、そこに希望があると思えば、砂漠のような心にも井戸のような美しい光が見えてくる。

目に見えないもの、それを大切にすること。夢を持ち、それを見ながら何の意味も希望もなさそうな1日を過ごせば、その1日は「本当に大切に」なる。

なんて素敵な表現なんだろう、と素直に思いました。

だって、ロマンチストですから(笑)

 

つまらない大人にはなりたくない、と改めて今日も思う

 

星の王子さまのもう1つ小さい頃に好きだった一節がこれでした:

もしあなたが大人たちに対して、
「バラ色のレンガでできた、とても美しい家を見ました。窓にはゼラニウムの花が飾ってあり、屋根には鳩がとまっていました」
と言っても、大人たちはそれがどんな家なのかまったく見当もつきません。
その代わりに、あなたがこう言ったとしましょう。
「一億二千万の家を見ましたよ」
すると、彼らはこう言うでしょう。
「それはさぞかし素晴らしい家だったでしょう!」

 

そうなんですよね。大人は本当の価値よりも、うわべだけの金額や肩書き、年収とか点数とか、数字に流されます。いいな、と思う素直な気持ちではなくて、周囲の評価だったり数字的な「一億二千万」に踊らされるんです。そういえばそれが嫌だったな、と思い出しました。

大人って、そんなものなのです。大切なことは何もわかっていません。だから、大人を悪く思わないようにしましょう。

 

そうだね。大人って今も昔も大切なことは何もわからないんですよね(笑)悪く思うのはやめます(笑)と、うなずきながら読んでしまいました。

やっぱり大人になりたくないな、と素直に思ったところで、幸せな気持ちで寝るとします。

明日はしっかり子どもらしくワクワクドキドキしながら頑張ります!

ぜひ子どもたちには「星の王子さま」読んで欲しいな、と思います。不朽の名作ですし、大人になりたくない子たちの永遠のバイブルですから。

本当に大切なもの、それを追い続けられる人でありたいな、そう思います。

 

 

 

 

 

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