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足利市の本城2丁目にある名所。
足利には多くの弁財天があり、足利の領主である長尾氏によって保護されたことから、 「長尾の七弁天」と呼び伝えられている弁財天があります。
「美人弁天」は、「長尾の七弁天」のひとつと言われる厳島神社(明石弁天)です。「女性はみんな美人」という弁天様の想いから発行される「美人証明」には大きなご利益があります。 |
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「うさぎや」
大竹 麻実恵さん
足利学校、鑁阿寺につながる石畳通りにある、アンティークの着物や古布に雑貨、喫茶も楽しめる素敵なお店「うさぎや」さんの店長である大竹麻実恵さんが今月の月美人です。
大竹さんは足利の生まれで、ご両親が古美術を営んでいたこともあり、子供の時から物作りや布や紙の素材に興味があったそうです。都内で服飾デザインを学んだり、足利に戻られて焼物や骨董の勉強をされた後、「うさぎや」さんの店長になられて着物という染織分野へと手の枠を広げました。
地元の人から観光のお客様まで多くの人が訪れる「うさぎや」さんでは、銘仙と呼ばれる普段着着物を中心に、生活着からお誂えまでの幅広い着物を扱われています。販売はもちろん、着付込みの日帰り街着レンタルもできます。二階には工房があり、着物からお洋服にリメイクできるオーダーサービスも。また大正浪漫の喫茶室では抹茶や人参じゅーすにアイスクリーム。古布や雑貨、銘仙関連のグッズや書籍が店内各所に。大竹さんのポリシーである、「お客様に楽しんでもらうのが一番」という言葉通り、常に色々な角度から楽しみが発見できるお店です。
明るく朗らかな大竹さんが、とても熱心にお話しくださったのは、「うさぎや」さんで扱われている、足利市の貴重な文化遺産として残したい「足利銘仙」についてのお話でした。
「銘仙」とは、先染めの絹織物のことをいい実用的かつ大衆的な絹織物、つまり「より生活着に近い着物」として広まりました。大正から昭和初期にかけて足利は繊維工業が盛んで、「足利銘仙」という着物の一時代が到来したのです。足利銘仙のデザインはどれも斬新で、当時のものとは考えられないようなお洒落なデザインの着物が多数あります。大竹さんはその素晴らしい足利の文化を広めるために日々精力的に頑張られていらっしゃいます。
「銘仙を使って町おこしをしたい。」「人と人が繋がるきっかけをつくりたい。」と熱心に語る大竹さんは、日々着物を通じて様々な活動をしています。足利商工会議所主催、銘仙着物を着て足利の町を散歩する「まちなか着物deView」や、多くの方々とのコラボレーションで生まれた「銘仙ごっこ」の開催に携わっています。それらの企画で石畳通りに若者からお年寄りまで、たくさんの人達が集い賑わったそうです。着物で楽しむ足利まち歩きをコンセプトに、当時の生活文化を振り返り足利の文化を広めようと、地域の活性化を願い、様々な企画を提案し実行していく大竹さんからは、素晴らしい前向きな心を感じました。大竹さんの取り組みは市内だけでなく海外にも。商工会議所を通じてパリやロシアにも足を伸ばし、「足利」の「足利銘仙」をベースとしたプロジェクトにも関わられているそうです。
そんな地域に熱い情熱を持たれている大竹さんの足利市に対するイメージは、「過去の栄光を惜しまず前に進んでいく町」とのこと。これからも古き良き文化を継承しながら新しい物を創り出し、「多くの人に楽しんでもらいたい」と地域の活性化に真剣に取り組む大竹さんの姿は、足利市の明るい未来を感じる事ができました。
大竹さんも着物が似合う足利市を代表する素敵な方。今月もまた、素晴らしい「月美人」の取材ができました。「美人弁天」を中心としたまちおこしの企画です。皆様、どんどん自薦・他薦に関わらず、まちで頑張られている元気な女性をご紹介下さい。
うさぎやのHPはこちら