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足利市の本城2丁目にある名所。
足利には多くの弁財天があり、足利の領主である長尾氏によって保護されたことから、 「長尾の七弁天」と呼び伝えられている弁財天があります。
「美人弁天」は、「長尾の七弁天」のひとつと言われる厳島神社(明石弁天)です。「女性はみんな美人」という弁天様の想いから発行される「美人証明」には大きなご利益があります。 |
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「上州屋餅店」
高橋 恵子さん
先日ある市外の方がおっしゃっていましたが、「歴史だけは、お金や努力ではつくれないものですから、歴史を持っているまちというのはそれだけで素晴らしい」とのこと。「美人弁天」がある足利市は、その類い稀な、素晴らしい歴史と文化を持つまちなのです。
今月の月美人、高橋恵子さんは、そんな歴史と文化のまちにふさわしいお店の女将さんです。
創業明治40年、100年を超える老舗である「上州屋餅店」さんは、国産の質の良い素材にとことんこだわり、自家製粉の新粉でつくる団子にあわもち、そして知る人ぞ知る栃木産の大納言小豆をつかった美味しい「豆大福」等で、足利市内の方には馴染み深いお店です。
足利で生まれ育ち、お嫁にいらしてからは女将さんとして「無我夢中」でひたすら仕事にはげんで30年。「年を経て、今は更に仲が良い」と笑顔でおっしゃるその姿を拝見すると、上州屋さんのお菓子が美味しいのも納得、です。「美人弁天」のいうところの「内面の美しさ」が、お菓子はもちろん、お店全体にも溢れているからです。
「良いものをお客様に提供するために」素材はもちろん、同じお米でも一様ではないわずかな水分量にも日々真剣にこだわり抜き、「もうけは2の次」とまで言い切ってしまう職人肌のご主人の「仕事に対して一生懸命な姿」を見ては、『「偉いな」と思っています』とおっしゃる高橋さんの言葉から伝わるメッセージ。そこには、この歴史と文化のまち「足利」の本当の良さが感じられます。
「単純なものほど差が出る」という和菓子の世界。ご夫婦ご家族で誠実に、誠意を込めてつくる上州屋さんのお菓子は、市内の方はもちろん、市外からも大勢の方が買いにいらっしゃっています。あの人間国宝として知られる、歌舞伎役者の5代目中村富十郎さんも、奥様が佐野の方というご縁から上州屋さんのあわもちを好まれているとのこと。控え目な高橋さんですが、聞けば聞くほど、びっくりするようなお話が出てきました。やはりそこが老舗の凄さなのでしょう。
歴史と文化のまちの良さと、職人魂ともてなしの心が守る老舗の伝統の味、そしてそれをより良いものにする今月の月美人さんの内助の功ー今回の取材を通じて、「本当に良いもの」とはどんなものかを教えて頂いたような気がします。(お土産にいただいた大福とあわもち、ほっぺが落ちそうな美味しさでした)
今月もまた、素晴らしい「月美人」の取材ができました。「美人弁天」を中心としたまちおこしの企画です。皆様、どんどん自薦・他薦に関わらず、まちで頑張られている元気な女性をご紹介下さい。
上州屋餅店さんのホームページはこちら